シカゴコーンの夜間取引は軟調。12月限は404セント台で推移している。引け後 の作柄報告は若干悪化していたものの、クロップツアーの第1日目のリポートが後述す るように良好だったことで上値が重くなっている。今夜も引き続きクロップツアーに注 目したい。またデイリー報告の大口輸出成約も続く傾向があるのでその有無にも注目し たい。 クロップツアーの第1日目は西側ツアーがサウスダコタ州、東側ツアーがオハイオ州 で実施されたが、今年から同社の購読者以外に詳細な数値が発表されなくなったので、 詳細は不明だが、サウスダコタ州では平均単収が174.18Bu(前年156.51 Bu)とかなり高イールドとなっているが、オハイオ州では185.69Bu(同 183.29Bu)と、前年を若干上回る水準で一部で熱波の影響が見られることが報 じられている。 前日のシカゴは総じて小幅高。週間輸出検証高が105万トン台と高水準だったう え、デイリー報告で仕向地不明で大口輸出成約が発表されたことに支援されたが、本日 から実施されているプロファーマーの産地クロップツアーの第1日を迎えていること で、値動きは抑えられた。 12月限は408.00セントまで上昇した後、引けは406.50セントと小幅高 にとどまった。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 国際収支 2025年6月(ECB) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 住宅着工・許可件数 2025年7月(商務省) 【工業】 8/20 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年7月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。