プラチナ市況=プラチナは続伸、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,862    +32    16,022   +49  : 3,326.34   -11.40
銀          182.0    0.0     179.9   0.0  : 3,794.00   +10.00
プラチナ     6,387   +138     5,920   +46  : 1,341.00   +10.20
パラジウム   5,300      0     5,300     0  : 1,109.63    +2.19
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.43   +0.87  ユーロ・ドル相場   1.1593  -0.0038
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まったのち、円安を受けて堅調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場
の軟調と円安を受け、もみ合いとなった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが46〜138円高、プラチナスポットが
73円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが6214枚、プラチナミニが486枚、プラチナスポット
が2907枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは欧米の好調な製造業PMIが支援】
  プラチナ先限は5953円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=148円台後半の円安に振れた。
 プラチナは欧米の好調な製造業購買担当者景気指数(PMI)が支援要因になった。
ドル高に振れたが、買い戻し主導で上昇した。ただアジア市場では高値での買いが見送
られるなか、ドル高に上値を抑えられた。今夜はパウエル米FRB議長の講演がある。
これまで同様、慎重姿勢が示されるのか、労働市場の下方修正を受けて利下げの可能性
が示唆されるのかを確認したい。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1349.00ドルから、売り優勢と
なった。午後に入ると、1339ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。
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