経済統計解説=国内CPIの伸びは鈍化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 7月の国内消費者物価指数(CPI)は前年比+3.1%まで鈍化した。年初からの
鈍化傾向が継続しているうえ、コアの伸びも落ち着きつつある。国内企業物価指数の推
移も減速しており、インフレ圧力は限定的だと思われる。
 7月の米新築住宅販売件数は62万7000件まで小幅に増加したものの、水準とし
ては引き続き低迷している。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げを開
始するならば、住宅市場を下支えするだろう。
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