アジア株 上海株10年ぶり、香港株4年ぶり高値 DeepSeek熱狂再び ハイテクに買い集中

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株10年ぶり、香港株4年ぶり高値 DeepSeek熱狂再び ハイテクに買い集中

東京時間14:02現在
香港ハンセン指数   25807.36(+468.22 +1.85%)
中国上海総合指数  3858.59(+32.83 +0.86%)
台湾加権指数     24352.35(+587.88 +2.47%)
韓国総合株価指数  3202.62(+33.89 +1.07%)
豪ASX200指数    8967.40(-0.02 0.00%)
インドSENSEX30種  81380.88(+74.03 +0.09%)

アジア株は軒並み上昇。ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が利下げに前向きな姿勢を示したことで、9月利下げ確実との見方が広がっている。米中関税休戦の延長や中国支援策期待、人民元高、エヌビディア報道にDeepSeekリリースを受けた中国株高もアジア市場にとってポジティブ。

中国人民銀行はきょう、元の中心レートを1ドル=7.1161元と、昨年11月以来となる元高水準に設定した。また、前週末比0.2%の元高水準に設定、今年1月以来最大の引き上げとなった。

上海株は4営業日続伸し10年ぶり高値を更新、半導体関連が大幅高。香港株は約4年ぶり高値、半導体最大手SMICが上場来高値をつけている。
エヌビディアが一部のサプライヤーに「H20」関連の生産停止を要請したとの報道が引き続き材料視されている。「H20」生産停止となれば中国は国産の半導体に頼らざるを得なくなる。中国AI企業DeepSeekが旧モデル「R1」を上回る「V3.1」をリリースしたことも中国ハイテク株の買いを後押ししている、「V3.1」は旧モデルよりも回答がはるかに速いという。

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