金・銀市況=金が続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,945    +83    16,081   +59  : 3,367.78   +41.44
銀          182.0    0.0     180.7  +0.8  : 3,894.00  +100.00
プラチナ     6,303    -84     5,989   +69  : 1,360.54   +19.54
パラジウム   5,300      0     5,300     0  : 1,125.33   +15.70
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.10   -1.33  ユーロ・ドル相場   1.1719  +0.0126
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、円高一服が支援要因に
なったが、ドル建て現物相場の軟調に上値を抑えられた。午後に入ると、ドル建て現物
相場の下げ一服が下支えになった。銀もニューヨーク高を受けて12月限と先限が上昇
した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが18〜83円高、ゴールドスポットが8円高、銀が
変わらず〜2.5円高。
 推定出来高は、金が1万8441枚、金ミニが5982枚、ゴールドスポットが
606枚、銀が3枚。
【金は米FRB議長の利下げ示唆が支援】
 金先限は1万6101円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場
は1ドル=147円台前半で円高が一服した。銀先限は180.7円まで上昇した。
 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は講演で、雇用への下振れリスクの高まり
に言及し、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに着手する可能性を示唆し
た。ただインフレは引き続き脅威であり、今後の利下げは「慎重に進める」という認識
を示した。今週は7月の米個人消費支出(PCE)価格指数の発表がある。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。前週末の海外市場では、パウエル米連邦準備理
事会(FRB)議長の利下げ示唆を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の
3367.04ドルから、ドル安一服を受けて売り優勢となり、3360ドル台まで下
落した。午後に入ると、ドル安再開を受けて下げ一服となった。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。