アジア株 総じて下落、上海株と香港株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:44現在
香港ハンセン指数   25524.92(-304.99 -1.18%)
中国上海総合指数  3868.38(-15.18 -0.39%)
台湾加権指数     24305.10(+27.72 +0.11%)
韓国総合株価指数  3179.36(-30.50 -0.95%)
豪ASX200指数    8935.59(-36.83 -0.41%)
インドSENSEX30種  81121.63(-514.28 -0.63%)

 26日のアジア株は総じて下落。前日の米国株の下落やトランプ米大統領がデジタル課税を実施している国に対して、追加関税や半導体輸出規制を課す方針を示したことなどを背景に軟調に推移する市場が多かった。上海株は反落。前日に10年ぶりの高値圏まで上昇したことで、利益確定の売りに押された。香港株も反落。前日に大きく上昇して、3年10か月ぶりの高値圏まで上昇しており、利益確定の売りに押された。
   
 上海総合指数は反落。ウエハメーカーの三安光電、化学品メーカーの万華化学集団が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、レアアース生産の中国北方稀土(集団)高科技、鉄鋼製品メーカーの内蒙古包鋼鋼聯が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。医薬品メーカーの石薬集団、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート・インベストメント)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。保険会社のQBEインシュアランス・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われる一方で、石油・ガス会社のオリジン・エナジー、補聴器メーカーのコクレア、不動産会社のミルバック・グループ、病院経営のラムゼー・ヘルスケアが売られた。

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