ロンドン午前、全般的に待ちのムード=ロンドン為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ロンドン午前、全般的に待ちのムード=ロンドン為替

 ロンドン午前はややユーロ売りが先行。仏政局不透明感を背景に仏CAC指数など欧州株が下落したことに反応した。債券市場でも仏国債が売られ、独国債との利回り格差が拡大している。ただ、ユーロ売りの動きは限定的。足元では各通貨に対してユーロが買い戻されている。ユーロドルは1.16台前半、ユーロ円は171円台などでの振幅にとどまっている。対ポンドでもユーロは前日比プラス圏を回復している。

 仏内閣の緊縮予算案をめぐる野党側の反発を受けて、バイル仏首相が9月8日に内閣信任投票を実施すると発表している。不信任とあれば再び仏政局混迷の時期を迎えることになる。

 このあとのNY市場では、耐久財受注(速報値)(7月)、住宅価格指数(6月および第2四半期)、S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(6月)、リッチモンド連銀製造業指数(8月)、コンファレンスボード消費者信頼感指数(8月)などの米経済指標が発表される。また、米株式市場にとっては、あす取引終了後のAI半導体大手エヌビディア決算が注目されている。

USD/JPY 147.62 EUR/USD 1.1638 EUR/JPY 171.81 EUR/GBP 0.8639

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