28日前引けの日経平均株価は前営業日比211円47銭高の4万2731円74銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億1967万株、売買代金概算は1兆8662億円。値上がり銘柄数は903、対して値下がり銘柄数は617、変わらずは91銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は強弱観対立もやや買い優勢の展開となり、日経平均は200円あまり上昇。米エヌビディア<NVDA>の決算を巡り、朝方は値がさハイテク株を中心に売り買い交錯となったが、次第に買いが強まった。日本時間きょう朝方に発表されたエヌビディアの5~7月期決算は市場予想を上回り、売上高、純利益とも四半期ベースで過去最高を更新。旺盛なAI需要を背景に今後も業績成長が続く見通しを示した。同社株は材料出尽くし感から時間外取引で下落したものの、中国向けのAI半導体の輸出に関して「現実的に可能」との見解をジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が示したことは、東京市場において株価指数先物への買いを誘発する要因となったようだ。 個別ではソフトバンクグループ<9984>が上昇。アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>はしっかり。サンリオ<8136>、フジクラ<5803>、川崎重工業<7012>が高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のほか、SBIホールディングス<8473>が堅調。SOMPOホールディングス<8630>が大幅高となった。半面、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>が小安い。IHI<7013>が軟調。アステリア<3853>、ニコン<7731>が値下がりした。 出所:MINKABU PRESS
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