国内市場は上昇へ。2026年1月限で600〜900円高程度を想定する。レイバ ー・デーでニューヨーク市場は休場だったものの、ブレント原油は堅調に推移した。円 相場は1ドル=147円前半で、前日よりも円売り・ドル買いがやや優勢。 先月の米ロ首脳会談後、ウクライナ和平を目指した動きは見られず、むしろ交戦が激 化している。トランプ米大統領はメディアに口を閉ざしたままだが、ベッセント米財務 長官はロシアに対するすべての選択肢を検討していると警告した。米国はロシア産原油 の輸入を続けるインドに二次関税を課しているが、中国などロシア産原油を輸入するそ の他の国に対する二次関税発動に向けて、欧州に足並みを揃えるよう要求している。ウ クライナ停戦に向けて米国が設定した猶予期間でも戦況に変化はなく、米国や欧州の対 応に注目すべき。上海協力機構(SCO)の首脳会議を見る限り、西側に対して中国、 ロシア、インドは全面的に対抗するのではないか。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.55ドル高の64.56ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは63.66〜64.88ドル。 <今日の予定> ◆ オーストラリア ◆ 【経済】10:30 国際収支 2025年4-6月期(連邦統計局) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】18:00 消費者物価指数 2025年8月速報(EUROSTAT) ◆ アメリカ ◆ 【経済】23:00 建設支出 2025年7月(商務省) 【経済】23:00 製造業景況指数 2025年8月(ISM) 【農産】9/3 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】9/3 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS
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