NY株式25日(NY時間13:02) ダウ平均 26982.94(+177.41 +0.66%) ナスダック 8238.97(+53.17 +0.65%) CME日経平均先物 22835(大証終比:+65 +0.28%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。米中が電話協議をしておりUSTRが声明で、協議は前進としたうえで、「米中は合意の一部事項で最終的な詰めに近づく」と発表したことで株式市場は期待感を高めているようだ。協議には中国による米農産物の追加購入も含まれている模様。 ダウ平均は一時200ドル超上昇し、2万7000ドル台を回復する場面も見られた。 決算に関心が集まる中、アマゾンは冴えない決算を発表したものの、インテルが好決算を発表し、半導体の底堅い需要も示したことから、他の半導体関連を中心にきょうはハイテク株への買いが目立っている。 ダウ採用銘柄ではインテルが7%上昇しているほか、キャタピラー、3M、ダウ・インクが堅調。ゴールドマン、アメックス、ビザも買われている。一方、コカコーラ、ボーイング、P&Gが下落。 インテルは7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。10ー12月期及び通期の見通しも予想を上回っている。データセンター向けの収益性の高いサーバー用チップの需要が好調だった。高額チップが好調で販売量は減少したものの売上高は伸びた。 ボーイングはインドネシア当局が737MAXの設計・認証上の問題やパイロットのミスが重なったと指摘。 ナスダックも上昇。アマゾンは下落しているものの、インテルのほか、エヌビディア、AMD、マイクロンが上昇。テスラ、フェイスブック、ロクも上昇。 アマゾンは7-9月期決算を発表しており、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。配送コストの増加が響き、約2年ぶりの減益となった。配送コストは46%増の96億ドルに拡大した。 ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズが上昇。7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想範囲内ではあったものの、インターネットの会員が35.1万人増となっており、この4年で最も高い伸びを示した。 ノースフェイスやVansといった有名アパレルブランドを複数保有するVFが下落。7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回った。 チャーター 466.82(+31.75 +7.30%) VF 84.83(-5.99 -6.60%) アルファベット(C) 1266.96(+5.97 +0.47%) フェイスブック 188.69(+2.31 +1.24%) ネットフリックス 277.12(+5.62 +2.07%) テスラ 319.95(+20.27 +6.76%) アマゾン 1753.98(-26.80 -1.50%) エヌビディア 203.75(+6.89 +3.50%) ツイッター 30.53(-0.22 -0.72%) ダウ採用銘柄 J&J 128.61(+1.11 +0.85%) P&G 123.48(-1.31 -1.07%) ダウ・インク 50.24(+0.77 +1.63%) ボーイング 340.84(-3.71 -1.09%) キャタピラー 138.77(+4.92 +3.64%) ユナイテッド 144.16(+0.72 +0.51%) ビザ 178.25(+2.09 +1.22%) ナイキ 91.37(-0.13 -0.14%) ウォルグリーン 55.17(+0.67 +1.23%) 3M 166.74(+4.85 +2.87%) エクソンモビル 69.26(+0.17 +0.24%) シェブロン 118.49(+0.91 +0.77%) コカコーラ 53.76(-0.85 -1.56%) ディズニー 131.33(+1.07 +0.82%) マクドナルド 195.71(-0.31 -0.16%) ウォルマート 119.10(0.00 0.00%) ホームデポ 234.42(+0.53 +0.23%) JPモルガン 126.50(+1.47 +1.17%) トラベラーズ 130.28(-1.15 -0.87%) ゴールドマン 214.92(+3.87 +1.83%) アメックス 118.32(+1.91 +1.64%) ユナイテッドヘルス 244.93(+0.42 +0.17%) IBM 135.44(+1.37 +1.02%) アップル 245.30(+1.72 +0.71%) ベライゾン 60.19(-0.40 -0.65%) マイクロソフト 140.68(+0.74 +0.54%) インテル 56.05(+3.82 +7.39%) ファイザー 36.79(+0.40 +1.09%) メルク 82.65(+0.07 +0.08%) シスコシステムズ 46.92(+0.51 +1.08%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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