−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/12 3,775.1 +69.3 シカゴ大豆 2025/11 1,011.00 -14.50 NY銀 2025/12 4,421.4 +126.2 シカゴコーン 2025/12 421.75 -2.25 NYプラ 2025/10 1,425.7 +9.2 NY原油 2025/11 62.28 -0.12 NYパラ 2025/12 1,213.30 +43.70 ドル・円 147.75 -0.20 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は147円台に下落 NY為替市場でドル円はドル高が一服し、ドル円も147円台に伸び悩んだ。先週の 中央銀行ウィークを通過し、それなりにニュースがあったものの、結局ドル円は100 日線と200日線の間での推移に変化はない。 そのため、オプション市場では1か月物の円のヘッジコストが1年ぶり低水準に低下 しており、落ち着きを示している。先週のFOMC前には一時的にレンジ下限の100 日線を割り込んだが、パウエル議長が明確にハト派的な姿勢を見せなかったため、ドル の反発とともにドル円も買い戻された。 ◎NY貴金属=軒並み上昇、米利下げ見通しやドル安で ニューヨーク金、銀は大幅続伸。 金12月限は大幅続伸。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通 しやロシアのエストニア領空侵犯で地政学的リスクの高まりを受けて買い優勢となっ た。欧州時間に入ると、ドル安を受けて上値を伸ばした。日中取引では、利食い売りが 出る場面も見られたが、ドル安を受けて押し目を買われ、一代高値を更新した。 銀12月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となり、一代高値を更新した。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反発。 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、利食い売りが出る場面も見られたが、金 堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、ドル安を受けて買い優勢となっ た。日中取引では、利食い売りが出たが、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。 パラジウム12月限はドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。 ◎LME=総じて下落、利食い売りが圧迫 アルミ3カ月物は続落。2678ドルで高寄りした後、米中首脳の電話会議で大きな 進展がなく失望視されたことを受けて売り優勢となった。その後は、欧州時間のドル安 に反応薄く、下げ幅を拡大し、2635ドルまで下落した。 銅3カ月物は反落。1万0001ドルで堅調に取引を開始。1万10022ドルまで 上昇したのち、利食い売りに上値を抑えられた。欧州時間に入ると、ドル安が下支えに なったが、ニューヨーク時間に入ると、利食い売りが出て9950.50ドルまで下落 した。 ◎NY原油=主要限月は小幅続落、底割れ後に下げ幅縮小 ニューヨーク原油の期近は続落。 欧州による新たな対露制裁の提示やロシアの領空侵犯による欧州とロシアの緊張激化 や、パレスチナの国家承認を巡る中東地域のさらなる緊迫化など地政学リスクの高まり で上昇する場面もあったが、8月のイラクの原油輸出が増加したことが報じられると、 このところのテーマになっている供給過剰懸念が再び浮上して高値から崩れる展開。結 局さらに底割れしたものの、米株高やドル安を受けて安値からは戻して引けは小幅安水 準となった。 改質ガソリンは花発、ヒーティングオイルは続落。原油が小動きで引けるなか、まち まちの値動きとなった。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から大幅続落、コーンは小幅続落 大豆は期近から大幅続落。 19日の米中電話首脳会談で両国間の貿易問題の解決が見られたなかったことに対す る失望売りがこの日も続いた。加えて20日の発表で8月の中国のブラジル産大豆輸入 が前年同月比2.4%増となったことが、米国産大豆の最大の顧客である中国のブラジ ル産への輸入シフト懸念を増幅させた。 また世界最大の大豆製品輸出国であるアルゼンチンのロザリオ穀物取引所が、25/ 26年度の同国産大豆製品とコーンの輸出が過去最高になるとの見通しを発表したこと も輸出競合面から嫌気された。、 コーンは小幅続落。 大豆や小麦が崩れたことに圧迫されたものの、週間輸出検証高が133万トン弱と高 水準になったうえ、デイリー報告でメキシコ向けに32万トン余りの大口輸出成約が発 表されて、これで3営業日連続の発表となり好調な輸出需要が示されたことで下げ幅は 抑えられた。 MINKABU PRESS
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