LME市況=アルミは小幅続落、銅は前日の下落の後の買い戻しで小反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物           3カ月物
    アルミ        2,638.24  -   10.90     2,638.00  -    7.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,901.39  +    1.33     9,974.50  +    2.00
    ニッケル      15,180.65  +  145.10    15,354.00  +  141.00
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 アルミ3カ月物は小幅続落。2652.50ドルで堅調に取引を開始。その後、
2657.50ドルまで値を伸ばす動きが見られたが、銅に追随して値位置を落とし
2650ドルを上値抵抗線とするもちあいが続いた。欧州株に続いてダウ平均の頭重い
動きも上値抑制要因となってプラスサイドを回復することなく取引を終えた。
 銅3カ月物は小反発。1万0015ドルで堅調に取引を開始。その直後に1万002
7.50ドルまで上昇したが上海株の軟調もあって急速に値位置を落として1万ドルを
割り込んだ。その後は欧州株の頭重い動きや米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げ
に慎重との見方を受けて米株式市場でニューヨークダウが朝高後に反落となったことが
重石となり、1万ドルを上値抵抗線とする安もみが続きながらも前日の下落の後の買戻
しに支えられた。辛うじてプラスサイドで終えたものの、終盤は上値の重さを示した。
 ニッケル3カ月物は大幅反発。1万5220ドルで取引を開始したのち、他非鉄貴金
属に追随安となり1万5160ドルの安値を付けた。すぐに1万5240ドル前後に値
位置を戻してしばらくもちあったが終盤に急速に地合いを引き締めて1万5375ドル
の高値を記録。高値圏を維持したまま引けを迎えた。
今日の材料
・23日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は小反落。6.74ポイント安の3821.83ポイント。
・欧州株は、まちまち。英FTが小幅安。独DAX、仏CACは上昇。
・トランプ大統領は23日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国は自国の領空を侵犯した
 ロシア機を撃墜すべきだとの考えを示唆。
・ドルは対円では1ドル=147円台でもみあい。対ユーロでは下落。ユーロドルは
 1ユーロ=1.1820ドルまで上昇となった。18日の高値1.1848ドルが抵抗線ながら
 しっかり。
・米国株はニューヨークダウが88.76ドル安で反落。ナスダックス指数は215.51ポイ
 ント安(0.95%低下)で軟調。利食い売り先行もよう。
・ニューヨーク貴金属は続伸。ニューヨーク原油は上昇。
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