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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 421.75 426.50 418.75 426.25 + 4.50
2026/03 438.75 443.50 435.75 443.00 + 4.25
2026/05 448.25 452.50 445.25 452.25 + 3.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 230,306 279,710 1,538,540 (- 8,399)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(9月29日−10月3日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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コーンは反発。終値の前営業日比は2.50〜4.50セント高。中心限月の12月
限は4.50セント高の426.25セント。
ロシア産小麦の輸出価格の上昇を受けた小麦の堅調が買い支援要因となった。また
翌週に発表される四半期在庫報告を前にした玉整理の動きが見られたことも強気材料視
されて買い優勢で運ばれ、12月限は前日高値を上抜く強い動きとなった。
12月限は421.75セントで取引を開始した後は次第安となり一時は418.75
セントの安値を付けた。すぐに値を戻しながらもしばらく421セントを上値抵抗線と
する安もみとなったが、シカゴの時間帯に地合いを引き締めて引けにかけて値位置を切
り上げる動きを展開。引け間際に426.50セントの高値を付けた後、高値圏を維持
したまま取引を終えた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは北部では降雨は発生していないが、南部では散発的な降雨が発生。
今週後半は東部でまとまった雨量を伴う降雨が見込まれ、オハイオ州及びミシシッピ
ーバレー中部での雨量は25〜75ミリに達すると見られる。なお、中西部北部では降
雨は発生しないもよう。
9月28〜10月2日にかけて気温は全国的に平年を上回るが、プレーンズ、中西部
の多くの地域では平年以下〜平年並にとどまる見込み。一方の雨量もプレーンズ及び中
西部では平年以下〜平年並となるだろう。
シカゴ小麦は大幅反発。ロシア産小麦の上昇が買い支援要因となった。冬小麦の作付
期を迎えている米産地では降雨が発生しているが、依然として高温が続いていることも
初期生育期の不安材料となっていることも引き続き強気材料視された。
12月限は前営業日比9.75セント高の520.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズではカンザス州およびネブラスカ州でまとまった雨量を伴う降雨が発生。
この雨により農作業には遅れが発生しているが、発芽期を迎えている冬小麦にとっては
慈雨となっている。
米国南部では、メキシコ湾岸西部および大西洋沿岸南部では最高気温が34℃に達す
るなど夏を思わせる暑さとなる一方、南央部では秋に作付された穀物にとっての慈雨が
発生。
今日の材料
・米コーンベルトでは北部では降雨は発生していないが、南部では散発的な降雨が
発生。
・今週後半はオハイオ州及びミシシッピーバレー中部で25〜75ミリの雨量を伴う
降雨発生へ。
・今週いっぱい中西部北部では降雨は発生しない見込み。
MINKABU PRESS
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