石油午前=堅調、ロシアやイランを巡る不透明感で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。挑発を続けるロシアに対する北大西洋条約機構(NATO)の
動きや、ロシア追加制裁が警戒されている。イラン最高指導者のハメネイ師が米国との
核開発協議を停止すると発表し、イランに国連制裁が復活する見通しとなったことも買
い手がかり。イランは国際原子力機関(IAEA)との協力を完全に停止する公算で、
中東情勢の緊迫感が再び強まる可能性が高い。円相場は1ドル=147円後半で推移
し、休場明けは円売り・ドル買いがやや優勢。時間外取引でニューヨーク原油は堅調。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限はしっかり。ただ、夜間取引の終値付近を
維持しつつ、目立った値動きは見られない。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が290円
安〜500円高。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が685枚。
【熱帯性低気圧の兆候】
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、大西洋で熱帯性低気圧に発達しそう
な兆候が2つ確認されている。ただ、熱帯性低気圧が米メキシコ湾には向かわない可能
性があり、米国本土に迫っても米フロリダ州どまりか。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.28ドル高の63.69ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは63.60〜63.84ドル。
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