プラチナ午前=プラチナが大幅続伸、金の再上昇に歩調を合わせ上げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅続伸。ニューヨークプラチナの暴騰
を受けて夜間取引から大幅高で推移。日中取引は序盤に先限が利食い売りで上げ幅を縮
小したが、金の再上昇に歩調を合わせ、再度、上げ幅を拡大し、250円超の上昇で推
移。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時27分現在の前営業日比は、プラチナが251〜280円高、プラチナミ
ニが219.5〜255.5円高、プラチナスポットが164円高、パラジウムが出来
ず。
 午前11時27分現在の出来高は、プラチナが1万6044枚、プラチナミニが
2186枚、プラチナスポットが6521枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は6650円超えで損切りの買い戻しが執行か】
 プラチナは出来高を伴った上伸。先限は夜間取引、日中取引とも6650円超えとな
ると、上げ幅を拡大し、損切りの買い戻し注文がかなり執行された動きとなった。アジ
ア時間は円相場が1ドル=147円台後半でもみあいとなるなか、ドル建て現物相場が
1480ドル水準で堅調に推移と金先限が1万8000円台維持で推移から地合いは緩
まず。19日まで閑散商いだったが、22日から出来高が回復し、今日は大商い。今日
は利食い売りもかなりあるとみられ、総取組高の増減を確認したい。
 プラチナ先限は夜間取引で6705円をつけ、先限足で2008年7月以来の高値を
つけた。日中取引は6561円で買い支えられ、6600円台前半に再上昇。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方に1472.50ドルで買い支えられ、
から、その後、緩やかに上昇。1483.75ドルまで上昇後に反落も1478ドル台
で買い支えられている。
 午前11時25分現在、プラチナは1478.02ドル、パラジウムが1217.0
9ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1422.68ドル、パラジウムが
1165.23ドル。
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