修正:(24日)金・銀市況=金は大幅続伸、現物相場高から上げ幅を拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         17,959   +268    18,133  +284  : 3,771.91   +57.31
銀          195.0   +3.0     204.8  +0.8  : 4,415.00   +46.00
プラチナ     6,977   +350     6,692  +326  : 1,478.00   +55.32
パラジウム   5,700   +100     5,700  +100  : 1,222.07   +56.84
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.02   0.00  ユーロ・ドル相場   1.1792  +0.0046
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【市況】
 金が大幅続伸。金はニューヨーク金の高値更新から夜間取引で大幅続伸の動きを引き
継ぎ、3ケタ高。先限は1万8017円で買い支えられ、日中取引では大台割れはなら
ず。先限は正午前に190円高で推移。午後に入り、ドル建て現物相場の上昇から上げ
幅を拡大し、280円超の上昇で引けた。全限月が一代高値を更新。
 銀は期先3本が上昇し、4、6月限が8.4〜9.0円高で大幅高。期先3本が一代
高値を更新。
 前営業日比は、金標準、金ミニが268〜317円高、ゴールドスポットが330円
高、銀が2.0円安〜9.0円高。
 推定出来高は、金が9万2023枚、金ミニが2万6653枚、ゴールドスポットが
3299枚、銀が24枚。
【金先限は日中取引で1万8001円で買い支えられる】
 金先限は大幅続伸し、1万8178円まで上伸し、先限の上場来高値をさらに更新。
日中取引は1万8001円で買い支えられ、堅調な値動きを維持。夜間取引と祝日取引
を含めてであるが、出来高は9万2000枚を超える(標準)大商いとなった。利食い
売りと損切りの買い戻しがかなりあったもよう。
 内外市場とも短期的な買い過剰感があり、押し目形成の可能性はあるが、買い方に有
利の強気相場に変わりなし。25、26日に複数の米経済指標の発表があり、ドル高に
傾いた場合の手じまい売りを警戒すべき場面。特に26日発表の8月の米個人所得・消
費には注意したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調に推移。前日の海外市場では地政学リスク、ドルの先
安感、強気のテクニカル要因から上伸し、欧州時間に3789.77ドルをつけ、過去
最高値を更新。ニューヨーク時間の午後に3753ドル台まで押し目を形成。アジア時
間に入り、3771ドル台で頭打ちとなった後、3751ドル台に反落も下値は堅く推
移。午後になり、再上昇となり、3775ドル台まで切り返した。
MINKABU PRESS
*相場表のパラジウムの帳入値を修正。

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