石油午前=上昇、NATOとロシアの対立拡大を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は上昇。デンマークに飛来した新たなドローンが確認され、北大西洋条
約機構(NATO)加盟国とロシアの対立懸念が強まっている。イランに対する国連制
裁が復活する見通しであることや、米原油在庫が低水準で推移し続けていることも支援
要因。円相場は1ドル=148円後半で推移し、前日からの円安・ドル高基調が継続。
時間外取引でニューヨーク原油は軟調。
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は上昇。ただ、夜間取引の高値圏を維持し
つつ、目立った変動は見られない。
 午前10時58分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
530〜1500円高。
 午前10時58分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が685枚。
【熱帯性暴風「ハンベルト」が発生】
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、大西洋で熱帯性暴風「ハンベルト」
が発生している。西北西に移動しつつ、ハリケーンへ発達する見通し。ただ、石油関連
施設が集中する米メキシコ湾に向かう可能性は低い。
【海外原油夜間取引=売り優勢】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.26ドル安の64.73ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは64.68〜64.93ドル。
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