●短期見通し金、過熱感強いが押し目買い優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 高インフレ環境における米利下げ開始で堅調地合が続きやすい。米連邦準備制度理事
会(FRB)はインフレ警戒ながらも雇用対策に軸足をシフトしており、金利低下・ド
ル安圧力を背景とした先高観が維持される。急ピッチな上昇の反動で、四半期末と前後
して調整売りが膨らむリスクを抱えるが、3700ドル割れは買い拾われやすい。金上
場投資信託(ETF)買いが再開される兆候が見られることもポジティブ。50ドル、
100ドル刻みで抵抗の有無を打診する荒れた展開になる。9月26日に8月PCEデ
フレーターが発表されることがイベントリスクになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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