金・銀市況＝金は小反落、午後はジリ安に推移も終盤に下値を切り上げ

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金　        17,930   - 29    18,087  - 46　　： 3,742.46   -29.75
銀　         200.0   +5.0     204.5  -0.3　　： 4,395.00   -20.00
プラチナ     6,964   - 13     6,720  + 28　　： 1,477.50   - 0.50
パラジウム   5,700      0     5,700     0　　： 1,209.50   -12.57
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:45 現在　前営業日比　　　　　　　 15:45 現在　 前営業日比
ドル・円相場    148.76  + 0.74　　ユーロ・ドル相場　　 1.1746  -0.0046
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【市況】
　金が小反落。夜間取引で上場来高値を更新したのち、ニューヨーク安を受けて軟調に
推移。ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて下げ一服も戻りは売られた。
先限は正午前に７０円近い下落で推移。午後に入り、ドル建て現物相場の上値の重さか
らジリ安となったが、終盤に下値を切り上げた。夜間取引で全限月が一代高値を更新。
 銀はまちまち。先限が０．３円安、期近１２月限が８円高。他限月は出来ず。帳入値
は変わらず〜５．０円高。
　前営業日比は、金標準、金ミニが９８〜２９円安、ゴールドスポットが４７円安、銀
が０．３円安〜８．０円高。
　推定出来高は、金が３万６４４３枚、金ミニが１万２４０１枚、ゴールドスポットが
１７４６枚、銀が５枚。
【金先限は１万８１２１円で戻り一杯でプラスサイドに浮上できず】
　金先限は反落となり、初押し目場面を迎えた。夜間取引の終盤に１万７９８１円まで
軟化。日中取引に入り、下げ幅を縮小し、１万８１２１円で戻り一杯となり、プラスサ
イドに浮上はできず。プラスサイドに反転すると、買い戻しが増えるとみられたが、午
前１１時前からジリ安となり、利食い売り先行もよう。
　昨日のニューヨーク金は２３日の上げ幅を上回る下落。ＪＰＸ金は１ドル＝１４８円
台の円安が下値を支え、日中取引は、１００円超〜２ケタ安で推移し、下値は堅く推
移。日中取引はセオリー通り、初押し場面での新規買いが根強かったもよう。既存の買
い方は一部の買い玉利益確定の動きもあったもようだが、前日の上伸で買い過剰感を意
識していたせいか、さほど動揺はなく、下げ幅は限定的。
　明晩発表の８月の米個人所得・消費が目先の注目要因。発表後、ニューヨーク金市場
市場で波乱がなければ、ＪＰＸ金先限は短期線の５日移動平均線（１万７７９１円）を
支持線に下値堅く、今週の取引を終了か。
【ロンドン＝現物相場】
　金のドル建て現物相場は、下値堅く推移。昨日の海外市場は、ドル高を受けて売り優
勢となった。アジア市場は朝方の３７４０．３９ドルから、押し目を買われ、３７５０
ドル台まで上昇したのち、上げ一服。３７３０ドルを試すことなく推移後、正午前と午
前２時前に１３４０ドル試した。その後、買い優勢となり、３７４７ドル台まで上昇場
面があった。
MINKABU PRESS

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