石油午前=堅調、ロシアとNATOの衝突リスクで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。ロシアの挑発行動を受けて、ウクライナを支援する北大西洋条
約機構(NATO)との摩擦が強まっている。ロシアのラブロフ外相によると、ロシア
とNATOはすでに戦争を開始している。今月末にイランに対する国連制裁が復活する
公算であることも買い手がかり。時間外取引でニューヨーク原油は堅調。円相場は1ド
ル=149円後半で円安・ドル高推移。
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は上昇。6万2990円まで上げ、夜間取
引の高値を上回ったが、一時的な上振れにとどまっている。
 午前10時58分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
530〜1500円高。
 午前10時58分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が685枚。
【カリブ諸島付近で熱帯性低気圧の兆候】
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、カリブ諸島から米フロリダ州の東側
の海域で熱帯性低気圧が発生する兆候がある。ただ、この周辺で熱帯性低気圧などが発
達しても、大西洋へ押し戻される可能性が高く、米石油生産施設への脅威にはならない
見通し。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.35ドル高の65.33ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは65.15〜65.39ドル。
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