石油午前=軟調、主要産油国は追加増産を検討へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は中心限月が軟調に推移。先週末の海外原油が高値から伸び悩んで引け
たことや、週明けの時間外取引でニューヨーク原油が軟調に推移していることが重し。
石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国は今週末のオンライン会合で11月の
追加増産を検討すると伝わっている。この8カ国は日量166万バレルの自主減産を巻
き戻すことで既に合意している。円相場が1ドル=149円前半で円高・ドル安推移し
ていることも重し。
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は下落。6万2430円まで水準を切り下
げた。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
470円安〜420円高。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が230枚。
【ヘグセス米国防長官が異例の演説へ】
 明日30日、ヘグセス米国防長官が南部バージニア州の海兵隊基地に米軍の高官を集
結させて演説を実施する。数百名規模の高官が集まる異例の会合となるが、目的は不透
明。ヘグセス米国防長官が戦士の気質を説くとの報道もある。ヘグセス氏は、アフガニ
スタン紛争やイラク戦争に従軍した経験がある。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.61ドル安の65.11ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは64.87〜65.27ドル。
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