[今夜の視点]シカゴ大豆=材料のわりに下げない相場が続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。11月限は1010セント台で推移。
 このところ材料のわりには下げない展開が続いているが、これは月末の四半期在庫発
表まで続きそうだ。したがって、11月限は10ドルを下げたらきつい下げに見舞われ
る可能性があるので要注意。ただ、10月に入ると、中国が国慶節の大型連休に入るた
め、同国のアルゼンチン産大豆の買い付けはしばらく途絶えそうだ。なお、月末は四半
期在庫報告に加えて、月間大豆圧砕高の発表もあるので注意したい。もちろん、今夜は
場中に週間輸出検証高、引け後に生育進度、作柄報告が発表される。

 26日のシカゴは期近の主要限月は小幅続伸。この日も材料のわりには買い支えが顕
著で下値が堅い展開。この日はこのところの中国だけじゃなくインドもアルゼンチン産
大豆油を30万トン買い付けたことが報じられたことで、大豆油は軟調だったものの、
下げ幅は大きくなく、大豆は小幅ながらプラス引けした。

 11月限は1015.75セントまで上伸したが、引けは1013.75セントと小
幅高にとどまった。

<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】 17:30 マネーサプライ 2025年8月(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2025年8月(全米不動産協会)
【農産】 9/30 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】 9/30 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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