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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 421.00 422.75 418.75 421.50 - 0.50
2026/03 438.00 439.25 435.75 438.50 - 0.25
2026/05 447.25 448.50 445.00 447.75 - 0.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 207,270 188,490 1,536,512 (- 12,346)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(9月25日までの週)
コーン:152万7145トン(前週改定値:138万5966トン)
小 麦: 73万8604トン(前週改定値: 93万9803トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(9月28日までの週)
コーン:デ ン ト:95%(前週91%、前年95%、平年96%)
成 熟 :71%(前週56%、前年73%、平年74%)
収 穫 :18%(前週11%、前年20%、平年19%)
「良」以上:66%(前週66%、 前年64%)
「劣」以下:10%(前週10%、 前年12%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月5日−10月9日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る。
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コーンは期近は小幅安も期中以降は小幅高。終値の前営業日比は0.50セント安〜
1.75セント高。中心限月の12月限は0.50セント安の421.50セント。
今月末に発表される四半期在庫報告を前にして模様眺めの雰囲気が強まるなか、全体
的に狭いレンジ内での高下にとどまった。米農務省(USDA)は大口成約を発表した
ものの、米産地の収穫進行に伴う供給増加見通しに相殺されたため反応は乏しかった。
12月限は421セントで取引を開始した後に浮上しアジアの時間帯後半まで422
セント台で高下。この中でこの日の高値422.25セントを付けた。アジアの時間帯
後半以降は次第安で運ばれ欧州の時間帯には420セントを割り込んだ。大口成約の発
表にも関わらず米国の時間帯序盤は軟調地合いを引き継ぎ418.75セントの安値ま
で下落。終盤に買い戻されて422.75セントの高値を付けた後は420.50
セントを下値支持線とするもちあいとなり、わずかにマイナスサイドで取引を終えた。
USDAによると、米国の9月25日時点の週間輸出検証高は152万7145トン
と、前週の138万5966トンを上回った。累計は509万6691トンと、前年同
期の335万0733トンの約52%上回っている。
USDAによると9月28日時点のコーンのデント率は95%で前年と同率だが平年
の96%は下回った。成熟率は71%で平年の前年の73%、平年の74%を共に下回
った。収穫率は18%で前年の20%、平年の19%を下回った。
作柄のうち良以上の比率は66%、劣以下は10%で前週と変わらず。
USDAは25/26年度積みでメキシコ向け13万5660トン、仕向け地不明で
11万0668トンのコーンの大口成約を発表した。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは、暖かななか降雨の発生は無くコーンと大豆の成熟および収穫が進
行。
週前半に西部に雨をもたらす低気圧の移動により中西部北部では週後半に降雨となる
だろう。
10月4〜8日にかけてプレーンズから大西洋沿岸部にかけて気温は平年を上回るだ
ろう。一方の雨量はほぼ全国的に平年並〜平年を上回る見込み。
シカゴ小麦も小幅まちまち。米国の小麦輸出は前週を下回りながらも前年を上回る
好調が続くという強気材料も米産地で作付進展という弱材料に相殺され、まちまちとな
った。米農務省(USDA)発表の作柄報告によると9月28日時点の冬小麦の作付け
率は34%で前年の37%、平年の36%を下回ったが、発芽率は13%で前年並、平
年の12%は上回った。
中心限月の12月限は前日比0.25セント安の519.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズでは、暖かななか降雨の発生は無く、穀物の成熟および冬小麦の作付けや
夏穀物の収穫などの農作業が進行。ノースダコタ州以南の29日の最高気温は30℃前
後に達している。
米国南部では、熱帯性暴風雨イメルダの影響による降雨はバージニア州からフロリダ
州で発生。ただ、イメルダの影響は概ね海上にとどまり、その他の地域では概ね暖かな
な中降雨の発生は無く、夏穀物の成熟および収穫に適した状況となっている。
今日の材料
・コーンベルトでは暖かななか降雨の発生は無くコーンと大豆の成熟および収穫が
進行。
・米中西部北部では週後半に降雨。
・10月4〜8日にかけてプレーンズから大西洋沿岸部にかけて気温は平年を上回る
見込み。
・25/26年度積みでメキシコ向け13万5660トン、仕向け地不明で11万
0668トンのコーンの大口成約を発表=USDA
・9月25日時点のコーン週間輸出検証高は152万7145トンと、前週の138万
5966トンを上回る=USDA
MINKABU PRESS
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