LME市況=アルミが小幅続伸、銅・ニッケルは利益確定の売りで反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物           3カ月物
    アルミ        2,678.88  +    4.90     2,680.50  +    1.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,225.52  -  159.26    10,268.50  -  145.50
    ニッケル      15,051.29  -   78.40    15,235.00  -   83.00
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 アルミ3カ月物は反発。2670ドルで反落で取引を開始。アジアの時間帯には
2661.50ドルまで値を落とす場面も見られたが、売り一巡感が強まり、プラスサ
イドに浮上。アジア株に続いて欧州株も堅調となるなか。上げ足を伸ばし終盤にかけて
2690ドルの高値を付けた。銅の反落が圧迫要因となり、高値を離れたが、かろうじ
てプラスサイドで終えた。
 銅3カ月物は反落。1万0430.50で小幅続伸で寄り付いた。その後は前日に
200ドルを超える上げ幅を記録した後、期末、月末の利益確定の動きが広がるなか、
1万0440ドルで上値を抑えられた。その後、売り優勢となり、引けにかけて押し目
形成の動きが強まり、軟調な値動きを展開。1万3330ドルを支持線としてもちあう
場面が見られたが、引けに終盤に売り崩されて一時1万0252ドルの安値を記録。前
日の安値1万0213ドルを試すまでに至らなかったが、この日の安値に近い水準で引
けを迎えた。
 ニッケル3カ月物は反落。1万5300ドルで小幅続伸で取引を開始。アジアの時間
帯前半に値を落として1万5190ドルの安値まで下落した後に浮上したが、1万
5300ドル台に達すると上値が重くなり終盤には転売に値を崩し、80ドル超の下落
で終了。
今日の材料
・30日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は反発、34.43ポイント高の3862.53ポイント。
・欧州株は上昇。堅調な米経済成長と金利低下期待がリスク選好を押し上げた。米政
 府機関閉鎖の可能性を前に、3日に発表予定の米雇用統計が発表が延期される懸念
 から警戒感も広がった。
・9日のコンファレンスボード消費者信頼感指数
 結果 94.2 予想 96.0 前回 97.8(97.4から修正)
・ドルは下落。ドル円は1ドル=147.60円台まで下落。ユーロドルは9月24日以来の高
 値となる1ユーロ=1.1761ドルまで上昇。
・米国株は続伸。ニューヨークダウが81.82ドル高、ナスダックス指数は68.86ポイント
 高(0.30%高)。
・ニューヨーク貴金属は金が続伸、その他3品は下落。ニューヨーク原油は続落。
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