石油午前=下落、週末の産油国会合に向けて警戒感高まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国が日量
166万バレルの自主減産の巻き戻しペースを加速させる可能性があることが相場を圧
迫している。11月の増産幅については今週末5日のオンライン会合で決定される。円
相場が1ドル=148円ちょうど付近で円高・ドル安推移していることも圧迫要因。時
間外取引でニューヨーク原油はしっかり。
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
610〜60円安。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が540枚。
【米国、ベネズエラ本土への攻撃を計画】
 米ニューヨーク・タイムズの報道によると、トランプ米政権は麻薬カルテルの運営と
強く結びついているベネズエラのマドゥロ政権の転覆を計画している。トランプ米政権
は麻薬運搬船を数回に渡って攻撃するなど、ベネズエラ北部の公海上で軍事的な展開を
完了していることから、ベネズエラ本土で直接的な軍事行動を開始する可能性がある。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.12ドル高の62.49ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは62.20〜62.58ドル。
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