LME市況=全面高、アジア株高や米追加利下げ観測を受け買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物           3カ月物
    アルミ        2,686.87  +    1.08     2,692.50  +    4.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,456.42  +  118.27    10,490.50  +  111.50
    ニッケル      15,136.45  +  146.73    15,317.00  +  133.00
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 アルミ3カ月物は小幅続伸。2690ドルで小高く取引を開始した後は2700ドル
を上値抵抗線とするもちあいとなった。アジア株や銅の堅調な値動きに追随してアジア
の時間帯半ばに2714ドルの高値に達したがすぐに値位置を落とし、2700ドルを
わずかに上回る水準でのもちあいに転じた。終盤は買い一巡感から、下押されたが小高
く終えた。
 銅3カ月物は大幅続伸。1万0386.50ドルで小高く取引を開始。アジアの時間
帯序盤には1万0344ドルまで値を落とす低迷場面となった。その後、1日に発表さ
れたADP米雇用統計が弱気な推移となり、米追加利下げ期待が高まりアジア株が堅調
となるなか地合いを引き締めた。香港市場で半導体関連株が堅調となったことも買いを
後押しする要因となり1万0500ドル台に到達。米国の時間帯直前まで1万0470
ドルを下値支持線とする高もみとなるなか、1万0531ドルと24年5月下旬以来の
高値水準まで浮上。終盤に利食い売りが見られたが3ケタの上げ幅を維持して終了。
 ニッケル3カ月物は大幅反発。1万5180ドルで小安く取引を開始した後もアジア
の時間帯序盤は低迷し、1万5160ドルの安値を付けた。その後、1万5200ドル
台でもちあったが、終盤に1万5300ドル台に達するなど、段階を経て値位置を切り
上げ、3ケタの上げ幅を記録して引けた。
今日の材料
・2日のアジア太平洋株式市場は軒並み上昇。
・中国本土市場は国慶節のため休場。
・香港ハンセン指数は大幅続伸。
・欧州株はまちまち。英FTが小幅安、独DAX・仏CAC株価指数は上伸。
・ドルは堅調。ドル円はロンドン時間に1ドル=146円台半ばまで下落したが、ニュ
 ーヨーク時間で反発し、147円台前半で終えた。ユーロドルは9月26日以来の安値と
 なる1ユーロ=1.1681ドルまで下落。安値を離れ、小幅安で引けた。
・米国株は続伸。ニューヨークダウが78.62ドル高、ナスダックス指数は88.89ポイント
 高(0.39%高)。
・ニューヨーク貴金属はドル堅調で下落。ニューヨーク原油は続落。
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