石油午前=下落、主要産油国の会合控えて売り続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国によるオンラ
イン会合を5日に控えて、供給過剰懸念が根強い。主要産油国は4月から自主減産の解
消を急いでおり、11月以降の生産枠が大幅に引き上げられるリスクがある。ただ、時
間外取引でニューヨーク原油に買い戻しが入っていることや、東京時間帯の円相場がや
や円安推移となっていることは国内市場の支援要因。円相場は1ドル=147円半ばで
推移。
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は下げ幅をやや縮小。5万8300円まで
切り返した。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
2570〜750円安。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1985枚。
【ハマスは停戦案に合意するのか】
 トランプ米大統領が提示したパレスチナ自治区ガザ停戦案について、イスラム組織ハ
マスは今のところ公式な返答を見送っている。トランプ米大統領がハマスに提示した停
戦案を、訪米したネタニヤフ首相が修正したとの米アクシオスの報道もあり、合意は不
透明。トランプ米大統領の発言からすると、合意期限は遅くとも今週いっぱいだと思わ
れる。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.25ドル高の60.73ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは60.60〜60.81ドル。
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