ゴム午前=続落、需給緩和観測から弱地合いを継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は続落。寄り付きでは、上海ゴムが休場のため手掛り材料難となる
中、夜間取引の終値と同値圏で推移した。だが、その後は、最近の需給緩和観測を背景
とした弱地合いが顔をのぞかせ売りが優勢となっている。TSR20は出来ず。上海天
然ゴム先物も出来ず。
 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比2.1〜0.3円安。活発限月の3
月限は同0.5円安の298.5円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は145
枚(夜間取引含む)。

【活発限月の3月限が295円を目指す】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、最近の弱地合いを継続し、売りが優勢となってい
る。活発限月の3月限は、一時297.2円まで下落し、昨日の安値296.2円に迫
る場面があった。
 3月限は、9月18日に7月末から続いた315〜325円前後でのレンジ相場から
下放れると、下値を模索する展開が続いている。このところ産地安を背景に期近も地合
いを緩めている。市場では、需給緩和観測が広がっており、ファンダメンタルズ面から
の売りが出やすようだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな
り、0.7〜0.2セント安で推移している。
 上海ゴムは国慶節のため、休場。取引再開は、10月9日の予定。

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