[今夜の視点]海外原油=下げ一服か、大幅増産を織り込んだ可能性

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.47ドル高の60.95ドルで
推移。本日これまでのレンジは60.60〜61.00ドル。
 今晩の海外原油は下げ一服か。5日の主要産油国会合を控えて下値を探る展開となっ
ているが、いったん買い戻しが優勢となりそうだ。11月以降に日量50万バレル規模
の自主減産解除が続く可能性についてはある程度織り込んだ印象である。石油輸出国機
構(OPEC)プラスが全体で実施している日量200万バレルの協調減産の巻き戻し
まで警戒されるようだと戻りは抑制されるだろうが、現段階でそこまで連想するのは行
き過ぎだと思われる。トランプ米大統領の停戦計画に基づくパレスチナ停戦が実現しな
い可能性も意識しておくべき。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者物価指数 2025年9月(トルコ統計機構)
【経済】16:00 生産者物価指数 2025年9月(トルコ統計機構)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年9月確報(Markit)
【経済】17:00 購買担当者総合景況指数 2025年9月確報(Markit)
【経済】18:00 生産者物価指数 2025年8月(EUROSTAT)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 鉱工業生産指数 2025年8月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 雇用統計 2025年9月(労働省)
【経済】23:00 非製造業景況指数 2025年9月(ISM)
【商品】10/4 04:30 建玉明細報告(CFTC)
※米政府機関閉鎖により、民間以外の米経済指標は発表が見送られる見通し。
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