ドル円147円台前半推移=NY為替序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円147円台前半推移=NY為替序盤

 日本時間午後10時36分現在のドル円は1ドル=147.27円。きょうの為替市
場は東京市場で植田日銀総裁発言を受けて追加利上げ期待が後退したことで円売りとなり、朝の147円00銭台から上昇。ロンドン朝に147円82銭まで上値を伸ばした。日経平均の800円を超える上昇などもリスク選好での円売りを誘った。その後は一転してドル売り円買いとなった。米政府機関閉鎖が継続する不安定な状況の中で、ドル買いポジションの整理が見られ、上値から売りが出ている。

 ドル円は147円20銭近くまで下げた後、147円台前半での推移。朝の安値に届いておらず、下押しにも慎重となっているが、戻りも鈍い。

 ユーロ円は東京午前の円安に173円21銭まで上昇した後、ドル円同様に円売りの調整が入り、172円80銭前後を付けた。対ドルでのユーロ買いが入った分、ドル円に比べると調整が抑えられた。

 ポンド円も同様に東京午前に197円70銭台から198円56銭まで上昇、その後198円00銭台を付けた。ポンドドルの上昇もあり、安値からも反発。

 ユーロドルはロンドン市場午前に1.1710台から1.1745まで上昇。その後はもみ合い。

 ポンドドルはロンドン朝に1.3467を付けた後、一旦1.3430台まで下げていたが、その後1.3465前後と高値圏に反発。ベイリー英中銀総裁がアムステルダムで講演しているが、今のところ金融安定化の話が中心。

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