[本日の見通し]石油=原油の供給過剰不安も今日は4ケタ高を維持か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は4ケタ高まで反騰。1300円超の上昇
まで上げ幅を拡大。5万9950円をつけ、6万円の節目を意識する展開。円相場が1
ドル=149.70円台まで進行、週明けのニューヨーク原油時間外取引が続伸に加
え、日経平均株価が一時4万7000円台まで上伸、金、プラチナの大幅高で投資家心
理が強気になっていることも買い方に有利に働いている。
 原油独自の材料としては、石油輸出国機構(OPEC)とOPECプラスが11月も
増産体制を維持し、供給過剰の不安が強いが、今日のJPXドバイ原油の期中は4ケタ
高を維持か。2月限から3月限への限月移行に絡む取引があると予想される。2月限は
大幅高で高もちあいで推移。6万円の節目が抵抗線になっている。6万円超えとなる
と、損切りの買い戻しが膨らみ、踏み上げ相場が加速か。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.89ドル高の61.77ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは61.09ドルから61.85ドル。
 原油2月限の予想レンジは5万9600円から6万0100円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万4500円から8万5500円。
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