シカゴ穀物引け速報=総じて続落、対中大豆輸出増期待が後退から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大 豆               2025/11      1,006.75       -15.50
                      2025/01      1,023.25       -15.25
 コーン               2026/12        413.00       - 5.25
                      2026/03        429.00       - 5.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は大幅続落。終値の前営業日比は15.50〜10.00セント安。中心限月の
11月限は15.50セント安の1006.75セント。
 プラスサイドで高下する場面も見られたが、米トランプ大統領が中国のレアアース輸
出規制を受けて10月に予定されている米中首脳会談に否定的な見解を示したうえ、
対中関税引き上げの可能性を示唆したことで、これまで高まっていた対中大豆輸出増
期待が後退し、大きく値を落とした。
 コーンは総じて続落。終値の前営業日比は5.25セント安〜0.75セント高。中
心限月の12月限は5.25セント安の413.00セント。
 シカゴ大豆が米中関係悪化とこれに伴う対中大豆輸出増期待の後退を受けて大きく値
を落としたことに追随安となった。ただ、コーンの中国向け輸出は限られているうえ、
大豊作観測から大きく値を落とした後で売りが一巡した後だけに下げ幅は限られた。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。