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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 418.25 419.25 412.25 413.00 - 5.25
2026/03 433.75 434.75 427.75 429.00 - 5.00
2026/05 442.75 443.75 437.25 438.00 - 4.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 338,634 364,756 1,616,099 (+ 6,206)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月16日−10月20日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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コーンは総じて続落。終値の前営業日比は5.25セント安〜0.75セント高。中
心限月の12月限は5.25セント安の413.00セント。
シカゴ大豆が米中関係悪化とこれに伴う対中大豆輸出増期待の後退を受けて大きく値
を落としたことに追随安となった。ただ、コーンの中国向け輸出は限られているうえ、
大豊作観測から大きく値を落とした後で売りが一巡した後だけに下げ幅は限られた。
12月限は418.25セントで取引を開始。その後値位置を切り上げて暫く419
セント台で高下したほか、419.25セントの高値に何度か顔合わせする場面も見ら
れた。欧州の時間帯以降は次第に値位置を落としながらも410セント台後半で下げ渋
っていたが、シカゴの時間帯を迎えると急速に軟化して412.25セントの安値を記
録。その後は414.50セントを上値抵抗線とする低迷となり、安値圏を脱すること
なく取引を終えた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトは10日は一部で降雨となったが、11日は降雨の発生は無く収穫作業
が進行する見通し。12日から13日にかけて寒冷前線が到来し、来週いっぱい中西部
にとどまる見込みとなってる。この影響で西側の地域を中心に、一部で降雨が発生する
可能性がある。
6〜10日間予報に関しては14〜18日にかけて局地的な降雨が発生する見込み。
また、気温は平年を上回るだろう。
シカゴ小麦は大幅続落。米中関係悪化に対する警戒感から大豆が大幅安となったこと
がきっかけとなり売り優勢で運ばれた。米プレーンズで慈雨となったうえ、13日以降
も慈雨が見込まれることも重石となった。12月限は一時は496.75セントに達し
一代の安値を更新。安値からは値を戻したが500セントには届かず、終値ベースでも
一代の安値を記録した。
中心限月の12月限は前日比8.00セント安の498.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズ北部ではこの数日は降雨の発生がないなか、収穫作業が進行。この週末は
低気圧の影響で降雨が見込まれるほか、モンタナ州では降雪の可能性もある。15日頃
には新たに低気圧が発達する可能性がある。
一方、プレーンズ南部では6日〜8日にかけて降雨が見られ、一部で収穫及び作付け
作業が鈍化したが、冬小麦にとってこの雨は慈雨となっている。週末には局地的な降雨
が見込まれるが少雨にとどまると見られ、収穫および作付け作業は進行する見込み。1
2日には低気圧が到来し、その影響で13日以降はしばらく雨がちな天気となるだろ
う。
今日の材料
・米コーンベルトでは、11日は降雨の発生は無く収穫は進行。
・米コーンベルトでは13日以降に一部で降雨発生か。
・プレーンズ南部では13日以降は冬小麦にとっての慈雨発生が見込まれる。
MINKABU PRESS
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