●レビュー穀物、収穫期でコーン続落=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 10日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比5.25セント安の413.00セン
ト、小麦先物相場は同8.00セント安の498.50セント、大豆先物相場は同
15.50セント安の1006.75セントとなった。米中首脳会談の開催見送りの可
能性が浮上したことを受けて、大豆相場が急落し、つれて他穀物相場も値上がりした。
中国のレアアース輸出規制の動きを受けて、トランプ米大統領は首脳会談の開催見送り
の可能性を示唆している。大豆貿易環境の改善期待が後退し、大豆主導の値下がりにな
った。
 13日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比2.25セント安の410.75セン
ト、小麦先物相場は同1.75セント安の496.75セント、大豆先物相場は同
1.00セント高の1007.75セントとなった。トウモロコシ相場はハーベスト・
プレッシャーで上値の重い展開が続いた。産地気象が安定している。大豆相場は下げ一
服となったが、反発は見送られた。大豆は米中関係悪化への懸念で値を崩していたが、
押し目買いで小幅切り返した。米中首脳会談について、ベッセント米財務長官は開催さ
れるとの見通し示している
(マーケットエッジ・小菅 努)

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