トウモロコシ相場は420セント水準で膠着気味の展開が続いていたが、410セン ト水準までコアレンジを切り下げている。ハーベスト・プレッシャーを織り込む動きが 強化されている。米政府機関閉鎖の影響で詳細な収穫進捗状況は把握が難しい状況だ が、産地の気象環境が安定しているため、概ね平年並みのペースで収穫作業が進んでい るとの見方が強い。一部で降雨も報告されているが、収穫環境に大きな影響を及ぼすほ どのインパクトはない。 一方、大豆相場は月末の米中首脳会談への期待感から値上がりが続いていたが、上げ 一服となっている。中国のレアアース輸出規制の動きにトランプ米大統領が反発し、米 中首脳会談の開催に不透明感が浮上している。ベッセント米財務長官は予定通りに首脳 会談が開催されるとの認識を示しているが、米中関係の悪化は大豆貿易の正常化期待を 後退させている。米中両国の動向次第で大豆相場は荒れた展開になるが、大豆相場高が 穀物相場全体を下支えする動きが一服しつつある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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