金・銀市況=金が続伸、NY高や円高一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,536   +178    21,011  +278  : 4,220.22   +26.42
銀          210.1  -21.9     250.0  +4.5  : 5,296.00   +60.00
プラチナ     7,953   -114     7,950   -30  : 1,659.93    +1.63
パラジウム   7,400      0     7,400     0  : 1,533.89    -0.47
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.26   +0.24  ユーロ・ドル相場   1.1656  +0.0027
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【市況】
 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上
昇を受けて堅調となった。午後に入ると、円高一服も支援要因となり、上場来高値を更
新したのち、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀は当限が下落する一
方、先限が上昇した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが131〜278円高、ゴールドスポットが104円
高、銀が21.9円安〜4.5円高。
 推定出来高は、金が6万7584枚、金ミニが3万4033枚、ゴールドスポットが
2837枚、銀が20枚。
【金は強材料が目立つ】
 金先限は上場来高値2万1047円を付けた。ニューヨーク高や円高一服が支援要因
になった。円相場は1ドル=150円台半ばで円高が一服した。銀先限は253.0円
まで上昇した。
 米中の貿易摩擦に対する懸念や米政府機関閉鎖、米連邦準備理事会(FRB)の利下
げ見通しに加え、地政学的リスクが意識されることも支援要因になった。トランプ米大
統領は、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの停戦合意を履行しなければ、
イスラエル軍によるガザでの戦闘再開を認めることを検討すると述べた。また米大統領
は、インドのモディ首相がロシア産原油を購入しないと保証したと述べた。中国にも今
後、同様の措置を取るよう求める考えを示した。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、安全資産として買われ
た。アジア市場では、朝方の4211.64ドルから、買い優勢となった。午後に入る
と、史上最高値4241.11ドルを付けたのち、ドル安一服を受けて上げ一服となっ
た。
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