前週の金相場は過去最高値更新後、調整売りで急反落した。一時は4400ドルに迫 る展開になったが、過熱感の強さから持高調整の売りが膨らみ、一時4100ドルを割 り込んだ。特に急落を促すような材料が浮上した訳ではないが、米中首脳会談、米連邦 公開市場委員会(FOMC)といったイベントリスクを前に、持高調整を進める動きが 優勢だった。週後半は4100ドル水準で売買が交錯する展開になった。9月消費者物 価指数が発表されたが、影響は限定された。 今週も不規則な値動きが続きやすい。急伸地合が一服した後の持高調整であり、特に 米中通商協議に進展がみられると、4000ドルに迫る程度のリスクは想定しておく必 要がある。長期化する米政府機関閉鎖についても、月末に向けて進展がみられるのか注 意が必要。一方、28〜29日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、利 下げが確実視されることは、金相場の下落余地を限定しよう。上昇トレンドそのものが 崩れる兆候は乏しいが、過熱感解消のプロセスをどの程度消化する必要があるのかが問 われる局面になる。 予想レンジは4000〜4250ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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