石油午前=伸び悩み、米中は大枠で合意も中心限月はマイナス転換

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は伸び悩み。30日の米中首脳会談や11月1日の追加対中関税の発動
を控えて、米中の交渉団は関税や輸出規制で歩み寄り、貿易戦争の激化を回避したこと
から時間外取引でニューヨーク原油は上昇し、円安も手伝って国内市場は一時堅調に推
移した。ただ、ニューヨーク原油が上げ幅を縮小したほか、週明けの円安が巻き戻され
ると中心限月はマイナス転換した。円相場は1ドル=153.18円付近まで円安・ド
ル高推移した後、152円後半へ円買いが優勢となった。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は一時堅調に推移。ただ、上げ一服後は
6万0770円まで弱含み。
 午前10時47分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
40円安〜520円高。
 午前10時47分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が863枚。
【メリッサはジャマイカ付近へ】
 大型ハリケーン「メリッサ」は引き続きカリブ海で迷走している。ただ、米国立ハリ
ケーンセンター(NHC)によると、今週は進路を変えて大西洋へ抜ける見通し。米国
に被害を与える公算ではなくなった。
【海外原油夜間取引=上げ幅を縮小】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.12ドル高の61.62ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは61.57〜62.17ドル。
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