LME市況=銅・アルミは米株安を受けて小幅安、ニッケルは小幅反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,830.34  -   12.20     2,844.50  -    5.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,651.54  -    7.59    10,682.50  -   15.00
    ニッケル      14,838.81  +   14.18    15,038.00  +    3.00
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 アルミ3カ月物は小幅続落。2876ドルで小安く取引を開始。その後は半導体株や
ハイテク関連株の堅調を手掛かりにしたアジア株高が手掛かりとなって浮上し、アジア
の時間帯終盤から欧州の時間帯にかけて浮上し2882.50ドルの高値を記録。高値
を離れた後も2865ドルを下値支持線とする高もみとなっていたが、米国の時間帯を
迎えると米株安となったことで売り優勢に転じ一時は2831.50ドルの安値まで
下落。安値で買い戻されたもののプラスサイドを回復できないまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は小反落。1万0735ドルで取引を開始した後、アジア時間の序盤に
1万0688ドルまで値を落としたが米国株式市場で半導体株やハイテク関連株が反発
した流れを引き継いでアジア株が地合いを引き締めたため、買い優勢に転じアジア時間
帯後半に1万0792.50ドルの高値まで浮上。1万0700ドル台後半でしばらく
もちあった後に軟化したが、1万0740ドル割れには抵抗を見せ底堅く推移した。し
かし、米株安が手掛かりとなって引けにかけて値位置を切り下げ、終盤に1万0666
ドルの安値を記録。安値からの反発力は限られ、小幅安で終了。
 ニッケル3カ月物は小幅反発。1万5015ドルで取引を開始。アジア時間は上海株
高を手掛かりにして1万5100ドル台まで浮上。欧州の時間帯以降も堅調地合いを維
持し一時は1万5175ドルの高値まで浮上したが、米株安を受けた他非鉄貴金属の軟
化に追随し、終盤に下値探りに転じたが、マイナスサイドに値を落とすと、早々に買い
戻され、僅かながらプラスサイドを回復して取引を終えた。
今日の材料
・6日のアジア太平洋株式市場は軒並み上昇。
・中国上海総合指数は続伸、38.51ポイント高の4007.76ポイント。
・欧州株は下落。ハイテク株や消費関連株が下げを主導。
・ドルは下落。ドル円は一時1ドル=152.80円台まで下落。ユーロドルは1ユーロ=
 1.1552ドルまで反発し、10月31日以来の高値をつけた。この日の高値圏で引けた。
・米国株は反落。ニューヨークダウは398.70ドル安。ナスダックス指数は445.81
 ポイント安(1.90%低下)。午前6時5分時点の暫定値。
・ニューヨーク貴金属は金、銀が小幅安。PGM系貴金属は軟調。ニューヨーク原油は
 小幅続落。

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