アジア株 ラブブ映画化でポップマート上昇 韓国株大幅上昇、4大企業が5500億ドル投資へ 東京時間11:13現在 香港ハンセン指数 26490.96(-81.50 -0.31%) 中国上海総合指数 3965.96(-24.53 -0.61%) 台湾加権指数 27603.54(+206.04 +0.75%) 韓国総合株価指数 4079.80(+68.23 +1.70%) 豪ASX200指数 8609.90(-24.62 -0.29%) アジア株はまちまち、米経済統計を前に様子見姿勢が強まっている。 このところFRB高官らはタカ派な発言をしており12月米利下げ期待が低下している。今週から9月雇用統計など米重要経済データが続々と公表される見通しとなっており、古いデータとはいえ好調な結果となれば利下げ期待はさらに低下する可能性がある。 韓国株は大幅上昇。韓国4大企業が韓国大統領と会談し、国内に5500億ドルを投資することを約束した。米韓貿易合意を経て韓国経済強化を図る方針。サムスン電子は今後5年間でAIインフラ含む事業に3100億ドルを投資する。現代自動車とSKグループ、LGグループも同期間に大規模な投資を約束した。SKハイニックスは6%上昇、サムスン電子は2.6%上昇している。 香港市場ではバイドゥやJDドットコム、シャオミなどハイテク関連が軒並み下落している。 レノボは2.3%安、今年8月以来の安値をつけている。米モルガンスタンレーが投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に引き下げた。目標株価も13香港ドルから10.20香港ドルに引き下げた。 玩具メーカーのポップマートは3.1%上昇。ソニー・ピクチャーズがLABUBU(ラブブ)の映画化権を獲得したことが材料視されている。 米モルガンスタンレーはラブブ映画化はセンチメント改善につながると見ている。ポップマートが同社製品の人気を高めるため積極的に行っている政策を市場は過小評価していると指摘。同社は新製品発表や映画、テーマパーク、有名人とのコラボなど積極的に取り組んでいる。モルスタは株価目標を382香港ドルに設定している。
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