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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 429.75 437.25 428.50 434.75 + 4.50
2026/03 443.50 450.50 442.25 448.00 + 4.00
2026/05 452.00 458.25 450.50 455.50 + 3.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 453,288 909,994 1,622,681 (+ 11,899)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(11月13日までの週)
コーン:205万3932トン(前週改定値:148万4614トン)
小麦: 24万5533トン(前週改定値: 29万1443トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月23日−11月27日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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コーンは反発。前日比は1.00〜4.50セント高。
米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が200万トンを超える強気な内容だっ
たことが好感された。前営業日に急反落となった後の買い戻しも見られたが、USDA
月例需給報告での新穀の期末在庫の上方修正が重石となったが、堅調に推移した。
12月限は429.75セントで取引を開始。直後に428.50セントの安値を付
けた後に浮上したが、欧州の時間帯を終えるまで432セントを上値抵抗線として高
下。米国の時間帯を迎えると急速に地合いを引き締めて435セントを上抜き437.
25セントの高値に到達。高値付近でもちあった後に終盤に転売が見られたが、堅調に
推移に終えた。
米農務省(USDA)発表の11月13日までのコーン週間輸出検証高は205万
3932トンで前週の148万4614トンを上回った。一方の累計は1583万
8871トンで前年の915万5267トンを約73%上回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地では15〜16日にかけて前線が南部に到来しているが、この前線の
北上に伴い今後数日はまとまった雨量を伴う降雨となるだろう。この前線は今週半ば
まで北部に停滞する見込み。また中部および南部では今週後半から週末にかけて降雨と
なるだろう。ブラジル南部ではアルゼンチンから北上してきた前線による雨量が限られ
ると予想されるため、12月の生育最盛期にかけて生育環境が悪化する見通しとなって
いる。
アルゼンチン産地では15〜16日にかけて前線が到来し広い範囲で降雨が発生。
これにより産地の土壌水分は潤沢が保たれている。ただ、今後はしばらくの間、まとま
った雨量を伴う降雨をもたらす前線が到来することはなく、局地的程度の降雨が続く
見通しとなっている。現在の土壌水分は潤沢ながら、今後、まとまった雨量を伴う降雨
が見られなければ次第に乾燥傾向が強まるだろう。
シカゴ小麦は反発。米産地では慈雨となり、冬小麦の生育は順調が見込まれるが、大
豆、コーンと同様に前営業日に大きく値を落とした後で買い戻す動きが見られた。この
日の上伸で12月限は前営業日の下げ幅を完全に相殺した。
中心限月の12月限は前日比17.00セント高の544.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは15〜16日にかけて降雨は発生しなかったが暖かな天気となった。
17日には低気圧が到来するが、雨量は及び雨となる地域は北部に限られるだろう。
19日には活発な低気圧が到来し21日にかけて降雨となる見込み。この雨は冬小麦に
とって慈雨となる。また、24日前後には新たな低気圧が到来し再び降雨が見込まれ
る。気温は24日にかけて暖かな状態が見込まれるが、サンクスギビングデーとなる
11月27日前後には強い勢力の低気圧が到来し、気温が低下する見通しとなってい
る。
今日の材料
・ブラジル産地では15〜16日にかけて前線が南部に到来。
・ブラジル南部の今後の雨量は限られ、12月にかけて生育環境は悪化の可能性も。
・アルゼンチン産地では雨に恵まれ多くの地域で十分な土壌水分を維持。
・アルゼンチン産地では今後は少雨傾向となり、土壌水分の乾燥傾向が強まるリスク
も浮上。
・11月13日までのコーン週間輸出検証高は205万3932トンで前週の148万
4614トンを上回る。
MINKABU PRESS
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