プラチナ市況=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,010   -203    20,283  -257  : 4,012.47   -54.85
銀          250.8    0.0     233.0 -21.3  : 4,960.00  -112.00
プラチナ     7,540    -91     6,998  -181  : 1,514.22   -37.78
パラジウム   7,000   -100     7,000  -100  : 1,373.45   -32.37
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.98   +0.29  ユーロ・ドル相場   1.1597  -0.0008
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まったのち、買い戻されて下げ一服となる場面も見られたが、金軟調を受けて戻り
は売られた。午後に入ると、下げ幅を拡大した。パラジウムの商いは成立せず、帳入値
で下落した。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが183〜91円安、プラチナスポットが
92円安、パラジウムが100円安。
 推定出来高は、プラチナが5781枚、プラチナミニが626枚、プラチナスポット
が2106枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米利下げ観測後退で金主導の値動き】
 プラチナ先限は6980円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=155円台前半で円安が一服した。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因になった。ジェファーソン
米FRB副議長は、FRBの政策金利は景気を刺激もせず冷やしもしない「中立水準」
に近づいているため、追加利下げは「ゆっくりとした」ペースで進めていかなければな
らないと述べた。ただウォラー米FRB理事が12月利下げを支持するとしており、
20日に発表される9月の米雇用統計で労働市場に対する見方を確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1537.00ドルから、金軟調を受
けて1530ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。午後に入ると、金軟調を受
けて戻りを売られた。
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