プラチナ市況=プラチナが反発、先限を含む期先が190円超の上昇

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,352   +342    20,831  +548  : 4,092.64   +80.17
銀          250.8    0.0     238.0  +5.0  : 5,144.00  +184.00
プラチナ     7,519    -21     7,190  +192  : 1,546.10   +31.88
パラジウム   7,000      0     7,000     0  : 1,414.55   +41.10
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    155.38   +0.40  ユーロ・ドル相場   1.1586  -0.0011
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反発。ドル建て現物相場の上昇、
1ドル=155円台半ばの円安を受けて夜間取引から3ケタ高。日中取引は、期先から
買い優勢で始まった。序盤、期先は140円超の上昇で推移。上げ幅を縮小後、上げ幅
を拡大し、先限は正午前に170円高で推移。午後は金の一段高、ドル建て現物相場の
上昇から上げ幅を拡大。先限を含む期先3本が190円超の上昇で引けた。期近12月
限のみ売り優勢。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが12円安〜219円高、プラチナスポット
が152円高、パラジウムが100円安。
 推定出来高は、プラチナが3938枚、プラチナミニが1028枚、プラチナスポッ
トが2051枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは先限は反発、買い戻し主導の上昇か】
 プラチナ先限は反発。日中取引の終盤に7220円まで上昇。7200円台は戻り売
り圧力が強かったが、7190円で堅調に引けた。金と同様に5日移動平均線
(7267円)が抵抗線。出来高は3900枚台(標準)にとどまり、薄商い。買い戻
し主導の上昇か、後半も堅調に推移し、積極的な新規売りは限られた。
 金の動きに左右されるが、日本時間の明朝に明らかになる米AI大手エヌビディア社
の決算の影響を間接的に受ける可能性あり。日本時間の明日の午前4時に発表予定の米
連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録に対する反応とともに注意が必要だ。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、上昇。朝方、1549ドル台に急騰する場面があっ
たが、売りを浴び、1530ドル割れまで反落。1525ドルが支持線となり、、再浮
上。午後に入り、金につれ高となり、1549ドル台まで上昇。1550ドルが抵抗線
となっているが、堅調。
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