金・銀市況=金が大幅反発、現物相場高から一段高で500円超の上昇

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,352   +342    20,831  +548  : 4,092.64   +80.17
銀          250.8    0.0     238.0  +5.0  : 5,144.00  +184.00
プラチナ     7,519    -21     7,190  +192  : 1,546.10   +31.88
パラジウム   7,000      0     7,000     0  : 1,414.55   +41.10
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    155.38   +0.40  ユーロ・ドル相場   1.1586  -0.0011
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【市況】
 金は大幅反発。金はニューヨーク小幅続落もドル建て現物相場の上昇と円安を受けて
買い優勢。序盤、期先3本が400円超の上昇で推移。前半に上げ幅を縮小も再上昇と
なり、先限は正午前に420円高で推移。午後に入ると、ドル建て現物相場の上昇から
一段高となり、500円超の上昇となった。
 銀は期先8月限が変わらず。期中6月限が0.2円高から10.4円高まで上げ幅を
拡大。先限は出来ずも帳入値は5.0円高。
 前営業日比は、金標準、金ミニが342〜548円高、ゴールドスポットが483円
高、銀が変わらず〜10.4円高。
 推定出来高は、金が2万0916枚、金ミニが2万0036枚、ゴールドスポットが
952枚、銀が4枚。
【金は反発、FOMC議事録の発表後に注意】
 金先限は反発。夜間取引から大幅反発となり、日中取引で前半に上げ幅を縮小した
が、再上昇。前日の下げ幅を大幅に上回る上昇幅を維持。14日間の相対力指数
(RSI)は前日の51台から56台に上昇。出来高は多くなく、薄商い。買い戻し主
導による反騰か。
 強気と弱気の分岐点の50割れを回避。短期線の5日移動平均線(2万0860円)
が抵抗線。明日の日本時間の午前4時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の
公表がある。明日の午前4時以降の動きには注意したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上昇。きのうの海外市場は米連邦準備理事会(FRB)の
利下げ観測後退、株安からリスク資金の手じまい売り先行。欧州時間に3999.77
ドルまで下落。4000ドル水準は買い拾われ、ニューヨーク時間序盤に4079ドル
台まで反騰。4043ドル台に反落したが、押し目買いで4081ドル台まで再上昇。
アジア市場では、ドルが堅調に推移から売りが優勢となり、4056ドル台を試すまで
反落。午後になり、地合いを引き締め、4096ドル台まで上昇。
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