LME市況=揃って反発、米AI関連企業の決算待ちで玉整理基調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
           現物          3カ月物
    アルミ        2,768.12  +   23.93     2,801.00  +   21.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,719.37  +   35.20    10,752.50  +   33.00
    ニッケル      14,452.34  +   14.20    14,650.00  +   12.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 アルミ3カ月物は反発。2786ドルで小高く取引を開始。その後は買い戻しと戻り
待ちの売りが交錯するなか、2800ドルを上値抵抗線としての高下が続いた。欧州の
時間帯に2816.50ドルの高値まで浮上。米AI大手企業エヌビディアの決算待ち
のなか転売が先行となったため、値を落としながらも2800ドルを割り込むと買い戻
される底堅さを見せ、プラスサイドを維持して終えた。
 銅3カ月物は反発。1万0695.50ドルで軟調で取引を開始した後は18日の米
株式市場でハイテクの売りが目立ったことを嫌気した売りにアジア株が上値を抑制され
たことが重石となり、1万0760ドルを上値抵抗線として意識する動きが続いた。そ
の後、欧州の時間の終盤に一段高となり、1万0823ドルの高値まで浮上。暫く1万
0800ドル台で高下した後に値位置を落としたが、エヌビディアの決算待ちのなかで
玉整理の動きが見られるなか買い戻す動きが見られ、プラスサイドを維持して引けた。
 ニッケル3カ月物は小反発。1万4630ドルで軟調で取引を開始。アジア時間の序
盤に1万4700ドルの高値まで浮上した後に値を落としながらも1万4670ドル前
後の値位置を維持。アジアの時間帯後半に1万4590ドルまで値を落としたが、早々
に買い戻されて浮上し、米国の時間に入り1万4705ドルの高値を記録。高値を離れ
たものの、小高い値位置を維持して取引を終了。
今日の材料
・19日のアジア太平洋株式市場は総じて軟調。
・中国上海総合指数は小反発、6.93ポイント高の3946.74ポイント。
・欧州株は
・ドルは上昇。ドルインデックス指数は今月5日以来の100ポイント台を回復。ドル円
 は1ドル=157円台を試すまで上昇。ユーロドルは今月6日以来の安値となる1ユー
 ロ=1.1515ドルまで下落。
・米国株は反発。ニューヨークダウが47.03ドル高。ナスダックス指数は131.38ポイ
 ント高(0.59%高)。
・ニューヨーク貴金属は金、銀が上昇。PGM系貴金属はプラチナが小幅高もパラジウ
 ムは下落。ニューヨーク原油は軟調に推移し、期近1月限は60ドル割れ。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。