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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 429.75 431.25 425.75 426.50 - 3.25
2026/03 442.00 443.25 436.75 437.75 - 3.75
2026/05 449.25 450.25 444.00 445.25 - 3.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 487,742 421,027 1,607,110 (- 9,029)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(10月2日までの週)
コーン:225万9800トン(事前予想レンジ:50万〜160万トン)
小 麦: 88万7900トン(事前予想レンジ:25万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(11月26日−11月30日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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コーンは揃って続落。前日比は3.75〜1.00セント安。
20日に発表された米農務省(USDA)週間純輸出成約高は政府閉鎖の影響で遅れ
ての発表となり10月2日時点の内容となるなか、好調な輸出の様子を示したものの、
大豆が大幅安となったことに追随安となった。
12月限は429セントで取引を開始した後は、欧州の時間帯を終えるまでじり高と
なり、一時は431.25セントの高値を付けた。シカゴの時間帯には急速に軟化に転
じて425.75セントの安値を付けた後も安値に顔合わせする場面も見られ、低迷し
たまま引けを迎えた。
米農務省(USDA)が発表した10月2日の週までの週間純輸出成約高は225万
9800トンで前週の141万7200トンを大幅に上回った。
9月1日より開始した今年度の累計純輸出成約高は2938万3600トンと、前年
同期の1764万9700トンをおよそ66%上回っている。
USDAの週間純輸出成約高は米政府機関一部閉鎖の解除に伴い前週より9月25日
の週の分から発表が再開されている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地では北部に前線が停滞し降雨が発生。今後は前線の南下に伴い22〜
23日にかけて中部、南部でも降雨が発生すると見られる。ただ南部では今後は少雨傾
向が強まると見られ、コーン・大豆の生育にとって最も重要となる12月の生育環境悪
化が懸念される。
アルゼンチン産地では土壌水分は潤沢を維持しているが、全体的に乾燥傾向が強まっ
ている。20日から21日にかけて前線が通過するが、降雨は局地的なものにとどまる
だろう。今後数週間に渡って土壌水分の乾燥が徐々に進む恐れがある。
シカゴ小麦は大幅続落。米農務省(USDA)の輸出成約高は強気な内容だったもの
の、10月初旬時点のものだったことから反応は限られた。米産地で生育に適した天気
が続いていることが弱材料となったうえ、大豆安も重石となって売り優勢で終えた。
12月限は前営業日比9.75セント安の527セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは活発な低気圧が通過中で広い範囲で散発的な雨または雷雨が発生。こ
の雨は冬小麦にとって慈雨となっている。24〜25日にかけて新たな低気圧が到来
し、さらに降雨が発生する見込みとなっているが、一部地域では乾燥状態が改善するた
めに、まとまった雨量が好ましい状況にある。
今日の材料
・ブラジル産地では北部に前線が停滞し降雨が発生。
・ブラジル産地南部では南部では今後は少雨傾向が強まる可能性が高まる。
・アルゼンチンでは多くの地域で土壌水分は良好な状態を維持するも全体的に乾燥
傾向が強まる。
・10月2日の週までの週間純輸出成約高は225万9700トンで前週の141万
7200トンを大幅に上回る。
MINKABU PRESS
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