アジア株 週末を前にハイテクに売り殺到 豪州株半年ぶり安値、豪利下げ期待消滅に原油安 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 25317.63(-517.94 -2.00%) 中国上海総合指数 3857.24(-73.81 -1.88%) 台湾加権指数 26448.76(-977.60 -3.56%) 韓国総合株価指数 3857.49(-147.36 -3.68%) 豪ASX200指数 8418.80(-133.91 -1.57%) インドSENSEX30種 85295.81(-336.87 -0.39%) アジア株は全面安、週末を前にハイテク関連に売りが殺到している。エヌビディアの決算は力強い内容だったものの株価は下落した。また、米9月雇用統計の内容は強弱まちまちだったため12月米利下げ期待が高まることもなかった。米モルガンスタンレーは雇用者数の回復を受け12月利下げ予想を撤回。 香港株、韓国株、台湾株は約1か月ぶり安値をつけている。 上海株は続落。中国当局が新たな不動産支援策を検討しているようだが実施時期や具体策は不明。大規模な政策でなければ効果は一時的で不動産低迷からの脱却は困難か。 豪州株は半年ぶり安値をつけている。豪中銀利下げ期待がほぼ消滅しているほか、NY原油価格の下げも嫌気されている。 来週から豪統計局は新しい月次の消費者物価指数を公表する。10月のコアCPIは伸びがやや加速し中銀目標範囲の上限に到達する見通し。インフレ高止まりなら12月はもちろんのこと来年初めの利下げも期待できないか。一部アナリストは豪中銀の利下げサイクルは終了し、政策金利を来年3.60%で据え置くと見ている。
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