NY株式23日(NY時間16:22) ダウ平均 26949.99(+14.92 +0.06%) S&P500 2991.77(-0.30 -0.01%) ナスダック 8112.46(-5.21 -0.06%) CME日経平均先物 21800(大証終比:-110 -0.50%) きょうのNY株式市場でダウ平均は小反発。米中貿易協議への不透明感が再び高まっており、ダウ平均は続落して始まった。ただ、下押す動きもない中で売りが一巡すると買い戻しも入りダウ平均はプラスに転じている。ただ、きょうは重要なマクロ指標の発表もない中、手掛かり材料に乏しく小幅な値動きに終始した。 市場では来月の米中貿易協議への期待感が高まっているが、先週の次官級協議のあと中国の代表団が当初予定よりも早く帰国するため予定していた農家視察を中止した。農家視察は中国による米国産大豆と豚肉の購入拡大につながるとの見方もあったことから、視察中止は米中交渉への期待に水を差す格好となった。期待感を高めていた市場も少し慎重になっているようだ。 ダウ採用銘柄ではナイキ、マクドナルド、P&Gが上昇したほか、ウォルマート、ホームデポ、インテルも堅調。アップルも買われている。一方、ウォルグリーン、ユナイテッド・ヘルスが下落したほか、ファイザー、メルクも軟調。 アップルは関税適用除外について、要求していた15件のうち10件が米当局により認められた。 ナスダックは小幅安。アップルのほか、アルファべット、AMD、エヌビディアが上昇。一方、ネットフリックス、フェイスブックが下落している。 ネットフリックスは4日続落。アップルTV+の登場など競争激化が警戒される中、先行きの成長性への不安感が市場に広まっている模様。特に海外でのユーザー数の減速が指摘されるなど来月17日に予定されている決算発表への警戒感が強まっている。 ヨガウェアのルルレモンが4日ぶりに反発。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を227ドルとした。男性用と海外市場の成長を過小評価していると指摘した。 ルルレモン 195.18(+5.88 +3.11%) アルファベット(C) 1234.03(+4.10 +0.33%) フェイスブック 186.82(-3.11 -1.64%) ネットフリックス 265.92(-4.83 -1.78%) テスラ 241.23(+0.61 +0.25%) アマゾン 1785.30(-8.86 -0.49%) エヌビディア 174.84(+2.15 +1.25%) ツイッター 43.38(+0.15 +0.35%) ダウ採用銘柄 J&J 131.74(+0.09 +0.07%) P&G 123.22(+0.98 +0.80%) ダウ・インク 47.91(-0.30 -0.62%) ボーイング 377.03(-2.36 -0.62%) キャタピラー 128.42(+0.26 +0.20%) ユナイテッド・テク 135.67(+0.10 +0.07%) ビザ 174.91(+0.85 +0.49%) ナイキ 87.69(+1.01 +1.17%) ウォルグリーン 54.32(-0.68 -1.24%) 3M 166.76(0.00 0.00%) エクソンモビル 72.13(+0.05 +0.07%) シェブロン 124.90(+0.58 +0.47%) コカコーラ 54.14(+0.23 +0.43%) ディズニー 132.46(+0.19 +0.14%) マクドナルド 211.54(+2.15 +1.03%) ウォルマート 117.62(+0.64 +0.55%) ホームデポ 226.25(+1.58 +0.70%) JPモルガン 118.88(-0.02 -0.02%) トラベラーズ 146.54(+0.26 +0.18%) ゴールドマン 213.46(-0.28 -0.13%) アメックス 118.24(+1.44 +1.23%) ユナイテッドヘルス 228.77(-4.12 -1.77%) IBM 142.07(+0.19 +0.13%) アップル 218.72(+0.99 +0.45%) ベライゾン 60.21(-0.08 -0.13%) マイクロソフト 139.14(-0.30 -0.22%) インテル 50.90(+0.18 +0.35%) ファイザー 36.24(-0.45 -1.23%) メルク 84.36(-0.80 -0.94%) シスコシステムズ 49.42(-0.18 -0.36%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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