金・銀午前=金は大幅続伸、米FRBの独立性に対する懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は大幅続伸。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、押し
目を買われる場面も見られたが、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀
は金急伸を受けて買い優勢となった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が633〜784円高、金ミニが
465.5〜739.0円高、ゴールドスポットが1120円高、銀が40.7〜
49.4円高。
 午前11時2分現在の出来高は、金が6万0140枚、金ミニが3万0216枚、ゴ
ールドスポットが820枚、銀が28枚。
【NY金は予想以下の米雇用統計やFRBの独立性に対する懸念が支援】
 金は米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念などが支援要因になった。パ
ウエル米FRB議長は、FRB本部改修について昨年夏に行った議会証言を巡り、司法
省から刑事訴追の可能性を示す大陪審への召喚状が届いたと明らかにした。米FRBの
歴代議長や元経済当局者らは、トランプ政権のパウエルFRB議長に対する刑事捜査は
FRBの独立性に対する「前例のない」攻撃と非難した。
 12月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比5万人増と、市場予想の
6万人増を下回った。建設、小売、製造業での雇用減が目立った。ただ失業率は4.4
%に低下。時間当たり賃金は前年比3.8%上昇と、伸びは11月の3.6%から加速
した。27〜28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きが見込まれ
ている。
 米ホワイトハウスのレビット報道官は、反政府デモが全土で拡大するイラン情勢への
対応として、空爆はトランプ大統領の取り得る選択肢の一つとしつつも、「外交が常に
トランプ大統領にとって第一の選択肢」と述べた。イラン情勢の行方も確認したい。
 金先限は上場来高値2万4063円を付けた。ニューヨーク高や円安が支援要因にな
った。円相場は1ドル=158円台前半の円安に振れた。銀先限は429.9円まで上
昇した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(F
RB)の独立性に対する懸念などを受けて急伸し、史上最高値を更新した。アジア市場
では、朝方の4586.29ドルから、4598ドル台まで上昇したのち、上げ一服と
なった。
 午前11時現在、4581.84ドルで推移、銀は8399セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4474.53ドル、銀が7704セント。

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