きょうの為替市場、ドル円は買戻しが優勢となっており、158円台後半に上昇している。 前日は、各国中銀の金融政策決定やホルムズ海峡の安定化への期待も高まり、ドルの戻り売りが優勢となり、ドル円も157円台まで下落していた。ドル円は160円をうかがう動きも出ていたが、到達できずに一旦後退している。ただ、依然として混沌としている中東情勢のニュースに神経質になっている状況に変化はない。 今週はFOMC、そして日銀、ECB、英中銀の政策会合を通過。中東情勢とエネルギー価格上昇を反映させ、各国ともタカ派色に傾斜していた。日銀は引き続き利上げの可能性を温存。ECB、英中銀は利上げの方向にシフト変更。FRBはそこまではなかったものの、エネルギー価格上昇の二次的影響を含めて、様子見姿勢を強調し、市場も年内利下げ期待を後退させている。 原油価格は本日も落ち着いた値動きをしているが、紛争がどれだけ続くのか、エネルギー価格がどれだけの期間高止まりするかについては大きな不確実性が残っている。アナリストは「為替市場は、紛争が続き毎日のように新たな展開をもたらす限り、変動が続くことに備えなければならない」と述べている。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は158.50円に観測。 20日(金) 158.50(9.0億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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